仕事に自信がある人や人一倍負けず嫌いな人、そして責任感が強く完璧主義な人ほどストレスを感じやすいといえるでしょう。その理由は二つあります。まず一つは自分に対して自信が高いがゆえに完璧主義になってしまい、思った通りの結果を出せなかった時に自分を追い込んでしまうからです。またもう一つは、自分と同じように他人に対しても完璧を求めてしまいミスをする人や結果を残せない人を許せない気持ちが強くそのこともストレスを感じる原因となります。
自信家の方のストレスの筆頭は、仕事に自信を持っているがゆえのストレスでしょう。普通に考えれば仕事に自信のない人の方が苦労も多く、強いストレスを感じているように思われるかもしれません。しかし、自分の仕事に自信を持っている方ほど些細なミスでも重要なことと感じてしまい大きなストレスの理由となるのです。他の方にとっては大したミスでは無いように思えることでも大きなミスとして捉えます。そのために気を張り詰めることが多く、その緊張もストレスの原因となります。
また自分に自信があるために他人のミスに対しても厳しくなります。人の失敗に対して他の人以上に強いストレスを感じてしまうのです。もしこのタイプの方をケアしようとするのであれば、まずは仕事とは関係の無い話題で会話するなどして意識をそらしてあげると良いでしょう。
人一倍負けず嫌いであり、どんなことでも他人と競り勝とうとする方も日頃から大きなストレスを抱えやすいタイプです。このタイプの方は人に勝つことへの欲求が強いので仕事にもプライベートにも他人より多くのエネルギーを注ぎます。そしてこのタイプの方は頑張っていることの中で嫌なことがあっても平気であり、普段は人よりストレス耐性が高いのです。しかしいざ大きなミスをしてしまったり、他人との競争に敗れてしまった時に大きなストレスを感じてしまいます。
このタイプの人の感じているストレスの大きさは外から見るよりもとても大きなものになります。もしこのタイプで悩んでいるのであれば、他人は他人、自分は自分と割り切れるようになると良いでしょう。
他人と比較する目線がそれほどではなくとも、完璧主義のきらいが強すぎる人も同様にストレスを感じやすいタイプといえます。それは些細なミスも許せないために思い詰めやすいという意味でもありますし、仕事を行う前からプレッシャーを感じやすいためでもあります。考えこみすぎず気楽に仕事に取り組めると良いでしょう。
2016/2/4
ストレスを抱える方へ「ストレスを抱えるなら転職を」の管理人です。私自身が仕事でストレスを抱え、うつ病寸前にまで追い込まれた過去があります。幸いその時は転職によって自分に適性のある仕事に出会えて救われました。その時の経験からの学んだことを、多くの方と共有することでお役に立ちたいと思います。サイトへのご要望などあればお問い合わせフォームからご連絡ください。
転職活動を行う場合は第二志望で練習しましょう。ただし、第二志望だからといって手を抜いてはいけません。第一志望のつもりで臨むからこそ本当の意味で練習にもなるのです。また転職活動を行うことで手に入る情報や出会いが増えると今までと考え方が変わり、実は第二志望にしていた会社の方が第一志望になっていたということも起こり得るためです。
責任感が強すぎる人は仕事で大きなストレスを抱えてしまいます。責任感の強さゆえに完璧主義に陥ってしまい、わずかなミスでも許せないからです。仕事にのめり込みやすいタイプでもあるので、ストレスを緩和するためには仕事から気をそらすと良いでしょう。また仕事に強い自信があったり過度の負けず嫌いな人も同じくストレスを抱えやすい人といえます。