ストレスから脱却するための求人情報の裏読み

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求人情報の本質を見極める

求人情報の本質を見極める


公開求人と非公開求人の違い

求人情報には多くの人が閲覧可能な状態になっている公開求人と、一部の転職エージェントを通してしか閲覧できない非公開求人の二つがあります。それぞれの違いを考えてみましょう。
まず公開求人であれば多くの人の目に触れますので当然応募者も多くなるでしょう。また応募人数が多いだけではなく、応募してくる人の職歴や学歴などの幅も多様なものになるはずです。一方非公開求人であれば一部の人にしか募集が知らされていないので、応募者の人数が減ると同時に応募者の属性も限られることになるでしょう。募集情報の開示条件を何らかの資格取得者に限定していたり、一定の職歴や学歴を満たしている人に限定している場合が考えられます。
これは募集する側の立場に立てば、公開求人は採用に大きな制約は設けず広く一般的な人を雇用しようとしている場合に向いているということです。逆に非公開求人の場合であれば限定された属性の人を採用したい場合に向いています。このように求人情報は、その中身だけではなくどのように公開されているかなどを考える事によっても、多くのメッセージを汲み取ることができるのです。

求人情報の裏を読む

非公開求人といわれる情報は多くの場合、転職エージェントを通してしかアクセスできない求人情報を指します。しかし、非公開求人にはもっと変わった形もあります。例えば2009年のスマートフォンやSNSが世間に出始めたばかりの時期には、求人情報をショートブログサービスのtwitterでしか公開していないというIT企業がありました。スマートフォンやパソコンを使いこなし、当時としてはまだ珍しかった日常的にSNSを使う人に対象を絞って募集情報を届けたかったためといわれています。
また求人情報の裏を読むポイントは、公開求人か非公開求人かだけではありません。他にもその会社の福利厚生の情報を見ることで会社からのメッセージを受け取ることもできます。例えば、あまり交通の便の良くない勤務地の場合、前提として車の運転をして通勤してきてくれる人を求めているといえます。また交通費の支給がない場合は近くに住んでいる人の採用を重視している可能性が高いといえるでしょう。

募集が出ていなくとも

これは逆説的な発想になりますが、求人情報の裏を読むことを突き詰めますと働きたいと思う企業が求人情報を出していない場合でも応募してみる価値があるということです。極端に聞こえるかもしれませんが、求人情報を見た訳ではなくともこの会社で働きたいと応募してくる意欲と積極性を持った人材を募集している可能もあります。また自分の目には届いていないだけで非公開求人を出している可能性もあります。いずれにしても挑戦してみる価値はあるでしょう。

2016/2/16

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